【識者の眼】「血清療法の現在、未来」が公開されています。

【識者の眼】「血清療法の現在、未来」が公開されています。

https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=25314

蛇咬傷（ヘビに咬まれること）と狂犬病について「日常生活であまり馴染みがない…」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。ですが、血清療法が対象とする疾患は地球温暖化と関係があるものが多く、九州や沖縄以外でも今後は身近になっていくかもしれません。また、狂犬病については、海外で遭遇するかもしれません。世界保健機関（WHO）は顧みられない熱帯病（Neglected Tropical Diseases：NTDs）に重点的に取り組んでおり、蛇咬傷と狂犬病はNTDsに認定されています。

今回の「識者の眼」では、以下の点について解説しています。

• 顧みられない熱帯病(NTDs)と血清療法はどのように関連があるのか？
• 狂犬病を血清療法の視点で捉えると？
• ヤマカガシ抗毒素は海外でもニーズがある？

1890年に北里柴三郎先生が開発された血清療法は、135年が経った今も医療現場で使われています。血清療法の未来について、本記事をぜひご覧ください。